第3話 夜会話

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サモンナイトグランテーゼの攻略サイト!

当サイトはサモンナイトグランテーゼ 滅びの剣と約束の騎士の攻略情報を紹介しています。ぜひ全面クリアを目指してみてくださいね。キャラクターを育てて、ステージの敵を倒していくゲーム内容となっています。 人気シリーズの外伝ということで、ファン垂涎のゲームなのですね。

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第3話 夜会話

第3話夜会話
ミレット:あああ~~ロスト!良かった、いつ話そうかと思っていたけど大変だったのよ!
ロスト:どうかしたのか?
ミレット:ココたちから聞いたけどオウジったらひどい凍傷でカクト族じゃなかったら二度と戦えない体になっていたって!
ロスト:そうなのか・・・?
ミレット:今思えば、ご飯を食べる時に何だか食べづらそうにしていたけど、あれって腕が思うように動かせないからだったのね・・・
ロスト:まぁ、ムロたちが里の外に出ることを許可したぐらいだ。必要以上に心配しなくても大丈夫なのだろう
ミレット:うん・・・でも、ちゃんと言って欲しかったな。辛いときに辛いって言えない気持ち私にもわかるけど何も言ってもらえないとすごく不安になるの。だからね、ロストも隠し事はなしだよ?
ロスト:いつも一緒にいるのに隠し事も何もないだろう?
ミレット:そうだけど・・・ロストって優しいから嘘をつきそうな気がするの。私、一緒にいるのに何も役立てないなんてイヤだよ・・・
ロスト:俺は、魔物との戦いに役立たずを連れて行くような趣味はない。心配しなくてもお前は、俺の心強い相棒だ
ミレット:でもでも、私ってすぐに何でも気持ちが顔に出ちゃうし、その・・・貴方が嘘をついてもそれを見抜けないでそのまま簡単に信じちゃうと思うの
ロスト:確かに、お前はそんな感じだな・・・
ミレット:どうしよう、私このままじゃ貴方の相棒失格になっちゃうわっ!
ロスト:別に俺は、今のお前のままの方がわかりやすくて好きだぞ?
ミレット:えっ?
ロスト:誰だって、本音と態度がちぐはぐなヤツを相手にするのは面倒なはずだ
ミレット:それって、ロストみたいに何を考えているのかわかりづらい人のこと?
ロスト:うっ、否定はしないが・・・お前だって俺の相手は面倒だろ?
ミレット:うーん、でもロストの場合は優しさが溢れているから怖くないよ!
ロスト:・・・怖くない?
ミレット:うん、ちょっと失敗とかしても怒るけど許してくれる人だって思うから。こうやって、自分が思っていることを話してみるのが不思議と怖くないの。だからね、私もロストのそういう人になれたらいいのにって思ったの!
ロスト:そうか・・・
ミレット:でも、どうしたら嘘とかを見抜けるのかそこが全然わからなくて・・・
ロスト:大丈夫だよ、ミレット。お前に隠し事なんかしない
ミレット:ほんと?
ロスト:もし、嘘をつく必要があった時はミレットが不安な気持ちにならないよう最後まで騙しきってみせると約束しよう
ミレット:ロスト・・・その約束、なんだか嬉しくない・・・
ロスト:破られるとわかっている約束を誓うより、誠実だろう?
ミレット:うーー・・・・
ロスト:やれやれ、ぐだぐだ悩まなくても俺はお前に救われているよ
ミレット:えっ?
ロスト:お前をからかっていると何に悩んでいたのか忘れてしまう
ミレット:ええー、そんな役立ち方なんて嬉しくないわよ~!もう・・・ロストの馬鹿っ
ふぅ・・・頼れる人になりたいか

少し気分が滅入っていたことを
見抜かれていたのかもしれない
この先のことを不安に思っているのは
あいつも同じはずなのに

支えてやるどころか
気遣われてしまったことが少し情けない

もう不安な顔をさせないように強くなろう、身も心ももっと強く・・・



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